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フラッシュ発光も可能な薄さ2.5cmのLEDライト「Rotolight AEOS 2」

株式会社銀座十字屋 ディリゲント事業部は、映画・写真業界向けのLEDライトを設計・製造するRotolightの新製品として、 LEDライト「AEOS 2」を3月9日に発売した。

価格は、本体とディフューザー・ドーム、ACアダプター、電源ケーブルを同梱した「Base Kit」が税込28万2,590円。「Base Kit」にライト・スタンド×2とソフトバッグを加えた「Masters Kig」が税込56万5,290円。

定常光に加えて、瞬間光(フラッシュ)での運用も可能なLEDライト。演色性TLCI 99(CRI 95)とフラッシュ時の最大同調速度1/8,000秒を両立する。シンクロターミナルを備えたカメラと接続することでフラッシュ機能が利用できる。ハイスピードシンクロにも対応。奥行き2.5cmという薄さも特徴だ。

定常光時の最大出力は1万1,500ルクス。フラッシュ最大出力は1万7,500ルクス以上(約91cmの距離で計測)。

また、Elinchrom社の「Skyportトランスミッター」(別売)を使用して、オフカメラ・フラッシュ撮影が可能となる。

フルカラーのタッチスクリーンディスプレイを搭載するほか、スマートフォンアプリ(iOS/Android)を利用したコントロールに対応。アプリには、スマートフォンのカメラで撮影したサンプルカラーをライトに反映できるMagic Eye機能も搭載している。

このほか、2,500種類のデジタルフィルターや世界的に著名という撮影監督が監修したスペシャルエフェクトも利用できる。

主な仕様

最大出力:定常光1万1,500Lux、フラッシュ1万7,500Lux(約91cm)
照射角度:50度
対応色:1,670万色カラー
演色性:TLCI 99、CRI 95
同調速度:1/8,000秒
スマートフォン対応:iOS/Android Appからのフルコントロール対応
バッテリータイプ:Vマウント(14.4V/100W以上)
外形寸法:295×25mm

飯塚直

(いいづか なお)パソコン誌&カメラ誌を中心に編集・執筆活動を行なうフリーランスエディター。DTP誌出身ということもあり、商業用途で使われる大判プリンタから家庭用のインクジェット複合機までの幅広いプリンタ群、スキャナ、デジタルカメラなどのイメージング機器を得意とする。