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日本三名園の偕楽園でオンラインチケット販売がスタート…料金所の混雑緩和に

アソビュー株式会社は2月17日、日本三名園のひとつである偕楽園(茨城県水戸市)に電子チケットサービス「ウラカタチケット」の提供を開始した。オンラインでのチケット販売により、利用者の利便性向上と利用促進を図る。

ウラカタチケットは、同社が観光・レジャー・文化施設向けに展開する電子チケットサービス。偕楽園では、特に観梅時期に多くの観光客が来園し、料金所に長い行列ができてしまうことが課題だった。そこで茨城県は、料金所の混雑緩和および利用者の利便性向上、販売機会の拡大を図るために電子チケットの導入を決めたという。

オンラインチケットの購入サイトは、偕楽園のWebサイトからアクセス可能。入園料は大人300円、小人(小中学生)150円、70歳以上150円。クレジットカード、ペイディ、PayPayが利用できる。

天保13年(1842年)に水戸藩第9代藩主徳川斉昭によって開園された偕楽園は、園内に植えられた約100品種・3,000本の梅が見どころ。園によると、2月20日の時点で梅の開花率は56%で、「いよいよ、見頃を迎えつつあります」としている。

本誌:宮本義朗