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ニコン、Zシリーズのワンオペ動画撮影を助ける「リモートグリップMC-N10」。12月発売

ニコンは、Zシリーズ用アクセサリー「リモートグリップMC-N10」を12月2日に発売する。希望小売価格は税込6万9,630円。

対応するZシリーズカメラ(現時点ではZ 9、Z 7II、Z 6II)と有線接続し、カメラをリモート操作できる製品。ARRI規格準拠のロゼットにアダプターを装着し、三脚のパン棒やショルダーリグのハンドルなどに取り付けて使用する。4月に開発発表し、発売時期や価格を未定としていた。

動画撮影中にカメラに触れられない状況でも、本製品のボタンやダイヤルでカメラの設定変更が行えるため、特に少人数での動画撮影効率が向上するとしている。静止画撮影にも対応。なお、ダイヤル部は操作音に配慮し、クリックレスとしている。

電源は1.2Vニッケル水素単3形充電池×2もしくは1.5Vアルカリ単3形電池×2。連続12時間使用できる。カメラとの接続端子はUSB Type-C。

外形寸法は約65.5×115.5×73.5mm(突起部除く)。重量は約260g(単3形電池×2本含む)、約205g(本体のみ)。USBケーブルが付属する。

なお同社では、本製品の推奨他社アクセサリーをWebサイトに掲載。ZHIYUN社製ジンバル「Crane 3S」、DJI社製ジンバル「RONIN-RS2」、SmallRig社製リグ(ケージ)「ケージ3738」や、Wooden camera社製/SmallRig社製のアタッチメントを挙げている。

本誌:鈴木誠