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Zoner Photo Studio Xが最新版「2022」に。UIカスタマイズ、プレビュー高速化、動画編集機能の独立など
アップデートキャンペーンで20%割引 5月31日まで
2022年5月9日 09:00
合同会社ZONERは4月28日、画像閲覧・編集ソフト「Zoner Photo Studio X 2022」の最新版を公開した。Zoner Photo Studio Xを利用中のユーザーは、無償アップデートの対象となる。なお、5月31日まで「ZonerPhoto Studio X 2022スプリングアップデートキャンペーン」を実施しており、通常価格6,600円(税込・ライセンス有効期限1年)のところ、20%引きとなる5,280円で購入できる。
Zoner Photo Studio X 2022は、画像の編集から管理までをサポートする画像閲覧・編集ソフト「Zoner Photo Studio X」の最新版。サブスクリプション形式で提供しており、RAW現像やJPEGファイルの非破壊編集などをはじめ、レイヤー機能やAdobe Photoshopへのプラグイン対応など、幅広い機能を備えている。
UIのカスタマイズに対応
UIをユーザーの好みに応じてカスタマイズできるようになった。マネージャーモジュールで写真を閲覧する際のプレビュー方法が調整できるようになり、背景色やレーティングラベル、メタデータなどの表示方法のカスタマイズに対応する。
写真管理の高速化
プレビュー時にスピードと表示品質のどちらを優先するかの選択が可能になった。プレビューキャッシュにサムネイルがより効率的に保存されることで必要なディスク容量が抑えられ、読み込み速度の高速化を実現しているという。
また、ユーザーの作業時に不要なダウンタイムを省くために、サムネイルの透明度をマネージャー画面で直接表示できるように変更。ファイルの背景が透明かどうかを確認するために毎回エディター画面を開く必要がなくなり、ワークフローを高速化できるとした。
ビューワー機能の改良
画像プレビューと同様に、ビューワー機能についてもカスタムオプションの利用が可能になった。ビューワーとスライドショーモードで、見た目や表示される情報を別々に設定できるように変更された。
このほかスライドショーのサポートも拡充。直感的な操作が可能になったという。
動画編集機能が独立したモジュールに
動画編集機能を独立したモジュールに変更した。タイムライン上でのクリップ移動時に操作の効果をリアルタイムで確認できるほか、ビデオトラックの高さの調整、ビデオトラックごとの異なるモード設定などが可能になった。
また、タイムライン上の個々のビデオクリップや写真間のトランジションに対して、任意のクリップの一括編集処理に対応。タイムライン上に配置されたクリップ間に別のクリップを追加することも可能としている。
さらに、YouTubeやRumble向けの動画制作において、動画から選択した画像を簡単に書き出しできるようになったという。
オンラインギャラリー「Zonerama」の高速化
写真数・総容量無制限のオンラインギャラリー「Zonerama」は、新たに米国・フロリダに独自のデータセンターを設置。チェコ共和国以外の地域から写真を速くアップロードして表示することが可能になったという(日本の既存ユーザーは、設定から変更することで利用可能)。