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画像管理・編集ソフト「Zoner Photo Studio X」がアップデート。最大6倍の高速化、Windows 11対応など

合同会社ZONERは、Windows用の写真管理・編集ソフト「Zoner Photo Studio X」のアップデート版を10月28日に公開した。「Zoner Photo Studio X 2022」として、サブスクリプションユーザーに無償提供する。

最大の特徴は、現像モジュールのエンジン刷新による高速化。マルチプロセッサやGPU利用に最適化し、最大で従来比6倍の処理速度を実現したという。新たにWindows 11にも対応している。

編集ツールでは、特定の明るさ領域のみを編集する「ライト」と「シャドウ」のスライダーにより、影のディテールをより鮮明に表現できるようになるという。ほかにもノイズ低減機能のデザインを一新して使いやすくするなどの変更が含まれている。

また、「AV1」(AVIF)の画像フォーマットに対応した点も特徴としている。JPEGなどに比べて高品質ながらデータ量が少ないため多くのWebブラウザも対応しており、Zoner Photo Studio X 2022もその普及に備えているという。

同社のオンラインギャラリー「Zonerama」では、新たに最大4K解像度の動画ファイルをアップロードできるようになり、オンラインギャラリーとして初というAV1規格への対応も行われた。

Zoner Photo Studio Xは、オンラインギャラリーの利用権を含むサブスクリプション形式で提供されている写真管理・編集ソフト。ソフトの販売価格は税込6,600円で、1年間のライセンスを含んでいる。対応OSはWindows 10(64ビット)のバージョン1809以上、Windows 11(64ビット)。

【Zoner Photo Studio X 2022、画像編集・管理ソフト】#1:新たにデザインされた「現像」モジュール
本誌:鈴木誠