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EIZO、自社開発・生産の超高感度HDカメラを発売。35倍光学ズーム機とCマウント機

インフラ施設監視や警察捜査に

EIZOは、EIZOブランド初となる超高感度カメラ2機種を3月に発売する。価格はオープン。

同社が2018年にグループ会社に加えたカリーナシステム株式会社と共同で開発し、EIZO本社工場で自社生産するカメラ。高倍率ズームレンズ一体型の「SSZ-9700」とレンズ交換式の「SSC-9700」をラインナップしている。

いずれも212万画素の1/1.8型CMOSセンサーを搭載。超高感度のため、人の目や一般的なビデオカメラでは見えない暗闇などの低照度環境においても、カラーで鮮明な映像を撮影できるという。河川・港湾などのインフラ施設の監視や、警察捜査などでの活用を見込む。

レンズ一体型のSSZ-9700は、最大35倍の光学ズームと最大10倍の電子ズームを組み合わせて利用可能。コンティニュアスAFに対応するほか、「光学デフォグ機能」により赤外領域で撮影することにより、煙霧下でも鮮明に撮影できるという。出力端子は3G-SDIとHDMI。

SSZ-9700

レンズ交換式のSSC-9700は、Cマウントを採用。柔軟なシステム構成が可能な点を特徴している。こちらもデフォグ機能を搭載。映像出力端子は3G-SDIとコンポジットビデオ(BNC)。

SSC-9700
超高感度HDズームカメラの効果を動画で確認
本誌:鈴木誠