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ニコン Z 7II/Z 6IIに新機能「人物印象調整」が追加。本日公開の最新ファームウェアで

ニコン Z 7II

ニコンは10月19日、ミラーレスカメラ「Z 7II」および「Z 6II」の最新ファームウェアを公開した。

共通の特徴として、静止画・動画撮影時に人物の色相(マゼンタ/イエロー)と明るさ(明るい/暗い)を二軸で調整できる「人物印象調整」機能を新たに搭載。好みの調整値を3つまで登録し、撮影時に適用できるという。これによりシーンに合わせてより撮影者のイメージに近い仕上がりを助けるという。

また、Z 6やD6で好評という音声メモ入力/再生機能も追加。即時性が求められるスポーツなどのシーンで活用できるとしている。

Z 7II(C:Ver.1.30)

・[静止画撮影メニュー]、[動画撮影メニュー]に[人物印象調整]機能を追加しました。

・[再生メニュー]>[撮影直後の画像確認]を[する]にしている場合、画像モニターをチルトしている時には撮影画像を常に画像モニターに表示するようにしました。

・以下の現象を修正しました。
 - FTZ 装着時に[カスタムメニュー]> f4[絞り値のロック]が選択できない。

 - 以下の条件にてAF-ON ボタンを押したままにしてピント合わせした状態を保持しながらシャッターボタンで連続撮影するとき、レリーズを中断すると AF-ON ボタンを操作していないのにピントを合わせ直してしまう。
 ・[カスタムメニュー]> a[オートフォーカス]> a6[半押しAFレンズ駆動]>[しない]、[非合焦時のレリーズ]>[許可]
 ・[レリーズモード]>[低速連続撮影]または[高速連続撮影]
 ・[フォーカスモード]>[シングルAF]
 ・[AFエリアモード]>[シングルポイントAF]

 - SB-5000 と WR-R10 または WR-R11b を使ってワイヤレス増灯撮影の設定をしたときにレディーライトが点灯しない。

Z 6II(C:Ver.1.30)

・[静止画撮影メニュー]、[動画撮影メニュー]に[人物印象調整]機能を追加しました。

・[再生メニュー]>[撮影直後の画像確認]を[する]にしている場合、画像モニターをチルトしている時には撮影画像を常に画像モニターに表示するようにしました。

・[カスタムメニュー]> f2[カスタムボタンの機能]の[動画撮影ボタン]に割り当てられる機能として、[音声メモ]を追加しました。[音声メモ]を割り当てた場合、再生画面で動画撮影ボタンを押すと、最長で約 60 秒の音声メモを録音 / 再生できます。

・以下の現象を修正しました。
 - FTZ 装着時に[カスタムメニュー]> f4[絞り値のロック]が選択できない。

 - 以下の条件にてAF-ON ボタンを押したままにしてピント合わせした状態を保持しながらシャッターボタンで連続撮影するとき、レリーズを中断すると AF-ON ボタンを操作していないのにピントを合わせ直してしまう。
 ・[カスタムメニュー]> a[オートフォーカス]> a6[半押しAFレンズ駆動]>[しない]、[非合焦時のレリーズ]>[許可]
 ・[レリーズモード]>[低速連続撮影]または[高速連続撮影]
 ・[フォーカスモード]>[シングルAF]
 ・[AFエリアモード]>[シングルポイントAF]

- SB-5000 と WR-R10 または WR-R11b を使ってワイヤレス増灯撮影の設定をしたときにレディーライトが点灯しない。

本誌:鈴木誠