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富士フイルム、偽造リチウムイオンバッテリー流通に関して注意を喚起
2021年5月10日 12:19
富士フイルムは5月7日、同社のデジタルカメラ用リチウムイオンバッテリーに関して、国内外で不正な模倣品が出回っていることが確認されたと発表。注意喚起を呼びかけている。同呼びかけは2015年の7月にも出されていたものだが、今回、模倣品が流通していることによせて、改めて注意を促すためことを目的に情報を再掲したと報じている。
対象製品は、同社XシリーズおよびFinePixシリーズ用の充電式リチウムイオンバッテリー。模倣品では同社のロゴが不正に使用されており、外観がひじょうに似通ったものとなっているという。国内の流通経路に関しては、通信サイト上で確認ができているという。
模倣品に関して、同社は純正品と形状が異なるもののほか、保護装置などの安全機構が十分でないものも多いと指摘。これら模倣品を使用すると、カメラが故障する原因となるだけでなく、異常な発熱や液漏れ、破裂、火災等を引き起こすといった重大事故につながる可能性もあるとして、注意を呼びかけている。
問い合わせ等の対応は同社デジタルカメラサポートセンターが担う。受付は平日(月〜金)が9時30分から17時30分まで。土・日・祝日(年末年始を除く)は、10時〜17時で対応する。