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ULYSSES、スナップ向けカメラバッグ「シューターズトート」

収納効率と一覧性を高めた専用インナーケース

有限会社CACICAは、ULYSSESブランドのカメラバッグ「シューターズトート」の量産資金について、クラウドファンディングサービス「Kibidango」で調達プロジェクトを開始すると発表した。

なお、開催期間は3月7日から4月30日まで。予定販売価格が税込3万6,090円のところ、早期申込者は2万7,000円で購入できる(各色先着20名まで)。カラーはグレーとカーキ。

13時追記:記事初出時に「早期申込者は予定販売価格税込3万6,090円で購入できる」と誤表記していた上記部分を修正しました。

シューターズトートは、「画像を撮るならスマートフォンで事足りる時代に、あえてレガシーなカメラで写真を撮りたい写真ファンのために、カメラと日常の共存を考えた、カメラバッグに見えないトートバッグ」として、「日用品とカメラを機能的に整理整頓できるトート」に仕上げているという。

具体的には、収納スペースを効率よく使い、かつ一覧性を高めるために、物を縦に入れるための専用のインナーケース「スライディングボックス」を開発した。

日用品やカメラのサイズに合わせて「無駄なく・静かに・素早く」スペースを区切れる箱状のパーティションを備えている。また、面ファスナーを使用していないため、剥離音がせず、再セッティングも容易。

インナーケースへの収納は、最大径70mmまでのレンズや全高が100mm以下のカメラに対応する。

また、収納力のある中央のメイン気室以外に、両サイドに薄いサブ気室を用意。メイン気室のジップを閉じても、サブ気室は開放されたまままので、そのまま財布や筆記用具などが収納できるようになっている。

なお、サブ気室の片面には、iPhone 11 Proサイズまでのスマートフォン、iPad Pro 11インチまでのタブレット、薄手の折財布などが入る専用ポケットを備えている。

しっかりと作られたインナーケースによって、トートバッグ自体が自立するように設計されているほか、すべてのものが立った状態で収まるので、入れている物が少ない時でも、重心が傾いて倒れることないというのも特徴のひとつ。キャリーカートのハンドル部に差し込んで固定もできる。

底面には、ボトムのレザーが傷まないように、5点の底鋲が配置されている。

素材には、オリジナルのベジタブルタンニンなめしレザーと、ウォッシュド加工を施した帆布を使用。

主な仕様

外形寸法

40×34×14cm

重量(本体+インナーケース)

1.6kg

収納目安

メイン気室:ミラーレスカメラ、小型のブロアー、14インチクラスのノートPC、ACアダプター、モバイルバッテリー、350mlの水筒、長財布、メガネケース、キーケース
サブ気室:iPad、Apple Pencil、iPhone 11、名刺入れ、ノート、ペン

飯塚直

(いいづか なお)パソコン誌&カメラ誌を中心に編集・執筆活動を行なうフリーランスエディター。DTP誌出身ということもあり、商業用途で使われる大判プリンタから家庭用のインクジェット複合機までの幅広いプリンタ群、スキャナ、デジタルカメラなどのイメージング機器を得意とする。