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キヤノン、対応カメラから電源供給するステレオマイク「DM-E100」

EOS 90DやPowerShot G7 X Mark IIIなどに対応

キヤノン株式会社は、動画撮影に対応したカメラ向けの製品として、外付けマイク「ステレオマイクロホン DM-E100」を2019年12月に発売する。希望小売価格は税別1万2,000円。

120度の指向性を持つ、外付けのステレオマイク。カメラのマイク端子から電源を供給するプラグイン・パワー式を採用しており、マイク端子にプラグを差し込むだけで使用可能。

カメラ内蔵式の無指向性マイクと比べ、周囲の雑音を抑えながら動画の音声収録を行うことができるため、屋外活動や旅行といったシーンで音質にこだわった動画撮影が行えるようになるという。風切り音などを抑えるファー型のウインドスクリーンも同梱。

対応機種はEOS 90D、EOS 80D、EOS M6 Mark IIなど。なお、アクセサリーシューのない「PowerShot G7 X Mark III」(2019年8月発売)では、別売の「トライポッドグリップ HG-100TBR」(2019年12月発売)との組み合わせを推奨している。

ウインドスクリーン装着例
トライポッドグリップ HG-100TBR

主な仕様

外形寸法(約)

30.5×66.5×88.2mm

重量(約)

64g

マイク端子のある対応機種(10月24日時点)

EOS 90D
EOS 80D
EOS 9000D
EOS Kiss X10
EOS Kiss X9i
EOS Kiss X9
EOS M6 Mark II
EOS Kiss M
PowerShot G7 X Mark III

飯塚直

(いいづか なお)パソコン誌&カメラ誌を中心に編集・執筆活動を行なうフリーランスエディター。DTP誌出身ということもあり、商業用途で使われる大判プリンタから家庭用のインクジェット複合機までの幅広いプリンタ群、スキャナ、デジタルカメラなどのイメージング機器を得意とする。