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【フォトキナ】キヤノン、サービス拠点用の自動センサークリーニング機を初公開
「EOS R」に長蛇の列 海外発の“KWANON”アパレルに驚愕
2018年9月28日 09:42
自動センサークリーニング機が初登場
ブース内には来場者向けのクリーニングサービスが用意されており、そこに「AUTOMATIC CMOS SENSOR CLEANER」という装置があった。今回が世界初公開だという。
EOSカメラのセンサー表面を自動クリーニングするもので、安定した品質と高い生産性を実現するとしている。キヤノンが開発し、特許申請中。2年前からテストしており、ヨーロッパのサービス拠点でまもなく本格導入されるようだ。そこから日本を含む各国にも広がっていく可能性があるという。
透明の箱の上部にレンズマウントがあり、そこにカメラをセットしてケーブルを接続。パソコン画面上でメニューを選ぶとスタートする。作業時間はフルサイズで6分、APS-Cで3分半。人力の1/2〜1/3の時間だという。品質の安定を目指して自動化するというアプローチは、キヤノンのデジタルカメラ製造にも通じると感じた。