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ソニー、目的や状態にあわせた新「清掃・点検サービス」を10月開始
3コースで展開 αシリーズとE・Aマウントレンズが対象
2018年9月18日 12:56
ソニーマーケティング株式会社は、デジタル一眼カメラαシリーズおよび同社製Eマウントレンズ・Aマウントレンズを対象とした新サービス「清掃・点検サービス」を10月1日より開始する。
同サービスでは、製品の性能・機能を最大限に発揮できる状態で使用することを目的に、3つのコース「ベーシックコース」「ライトコース」「フルコース」で展開される。
申し込み方法は以下の3通り。
①ソニーサービスステーションに電話で予約後、持ち込み
②ソニーストア銀座お客様ご相談カウンター、ソニーストア名古屋お客様ご相談カウンター、ソニーストア大阪お客様ご相談カウンターに持ち込み
③Webで申し込み(宅配業者による引き取りサービス)
※申し込みページは10月1日に公開予定
ベーシックコース
専門スタッフによるイメージセンサーのクリーニングに加え、カメラおよびレンズの外観清掃、ソフトウェア(ファームウェア)のバージョン確認で構成する。利用料金は税別3,000円。
対象はカメラ本体とレンズ1本。レンズ2本目以降は、1本につき税別500円が別途必要となる。ソフトウェアアップデートを実施する場合は、他に税別4,000円の追加される。
具体的な内容は以下の通り。
カメラ本体
- 外観清掃(本体外装のホコリ、汚れを清掃)
- イメージセンサー清掃(イメージセンサーを点検し、清掃テスト撮影し画像をPCなどの外部モニターで確認)
レンズ
- レンズ外観清掃(レンズ外装のホコリ、汚れを清掃)
- レンズ清掃(前部、後部のレンズ表面を清掃)
ライトコース
「ベーシックコース」に加えて本体内部の清掃、レンズやPCとの接続部など、さらにきめ細やかな点検や清掃を実施。利用料金は税別1万円。
対象は、カメラ本体とレンズ1本。レンズ2本目以降は、1本につき税別500円を追加。
ベーシックコースから追加される具体的な内容は以下の通り。
カメラ本体
- 本体内の清掃(本体内、イメージセンサー周辺を清掃)
- 操作部点検(ダイヤル・ボタンなどの操作部を点検)
- 通信部清掃・点検(レンズやPCとの接続部を清掃、通信の確認)
- 表示部点検(撮影した画像、撮影設定が正しく表示されるか点検)
- ソフトウェア点検・アップデート(預けた時点で最新版となるカメラ本体ソフトウェアにアップデート)
レンズ
- ソフトウェア点検・アップデート(預かり時点で最新のレンズ本体ソフトウェアにアップデート)
フルコース
「ライトコース」の内容に加えて、オートフォーカスのピント精度など画質性能面の点検を、専門のエンジニアが実施する。追加される具体的な内容は以下の通り。
カメラ本体とレンズ別々の料金体系となる。利用料金は、「ボディ」(カメラ本体が対象)が税別9,000円。「レンズ」(レンズ1本が対象)が税別1万1,000円。
ボディ
- フランジバック点検(レンズマウントからイメージセンサーまでの距離精度を測定器で点検)
- AFピント点検(AFセンサーの精度を点検)
- 露出点検(シャッタースピードや測光センサーの精度を点検)
- ホワイトバランス点検(ホワイトバランスとカラーを点検)
- フラッシュ点検(フラッシュ撮影時の発光タイミングを測定器で点検)
※1点のみ、複数は対応していない
レンズ
- 操作部点検(操作リング、各種スイッチを点検)
- 通信部清掃・点検(カメラ本体との接続部を清掃、通信の確認)
- 解像力点検(レンズの描写性能を点検)
- 絞り点検(絞り羽根の動作を点検)
- 手ブレ補正点検(専用工具で手ブレ補正機能を点検)
※手ブレ補正機能を搭載したレンズの場合 - AFピント点検(撮影をして、AFピント精度を点検)
現在のサービスについて
10月からの新「清掃・点検サービス」開始に伴い、これまで実施していた修理メニューの「クリーニングサービス」は9月30日で終了する。10月1日以降にセンサークリーニングサービスを希望する場合は、「清掃・点検サービス」を利用することになる。
また、αあんしんプログラムでは、移行後も新サービスへの優待(ベーシックコース50%OFF、ライトコース50%OFF、フルコース20%OFF)を提供するという。