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SIRUI、光学ガラス使用のスマホ用コンバージョンレンズ
ワイド、ポートレート、マクロ、フィッシュアイをラインナップ
2018年8月20日 11:36
常盤写真用品株式会社は、SIRUI（シルイ）のスマートフォン用のコンバージョンレンズキットを今夏に発売する。希望小売価格はそれぞれ税別2万円。
スマートフォンのアウトレンズにレンズクリップを介して取りつけるタイプ。ワイド、ポートレート、フィッシュアイ、マクロの4種類でラインナップする。様々な画角の変化を楽しむことができる。
トリプルレンズ2キットでの展開となり、18mmワイドレンズと60mmポートレートレンズは両キットで共通。キットを構成する3つのレンズのうち残り1つのレンズがフィッシュアイレンズ（WPF-01KBR + MSC-01キット）かマクロレンズ（WPM-01KBR-MSC-01キット）になるかで異なる。
取りつけできる機種は単一のレンズを備えるスマートフォン。レンズ取り付け穴まで約3cmぐらいの余裕が必要。デュアルレンズなどには対応していない。
レンズにはドイツ製ショットガラスを採用し、反射防止を含むマルチコートが施されている。レンズ鏡筒の素材には航空機用アルミニウムを使用しており、取りつけ時にスマートフォン本体とレンズ部を傷つけることがないよう、ラバーコートが施されている。
ケースは耐久性に優れたハウジングケース（レンズクリップは収納できない）で、カラビナが付く仕様。クリーニングクロスが付属する。
各レンズの特徴
ワイドレンズ
焦点距離は18mm。重量は44g。レンズ構成は6群6枚。画像周辺の歪みを抑制して、広角レンズならではのダイナミックな表現を楽しむことができる。
ポートレートレンズ
焦点距離は60mm。重量は60g。レンズ構成は4群6枚。中望遠に相当する画角となるため、背景をボカしたい場面や被写体とある程度距離がある場面での使用が想定されている。
フィッシュアイレンズ
視野角は170度（対角では180度）。重量は54g。レンズ構成は4群5枚。ケラレ（画像の四隅が欠けたり暗くなったりするること）ることなく、撮影することができるとしている。
マクロレンズ
視野角は約75度。重量は23g。レンズ構成は2群3枚。10倍の倍率となるレンズで、スマートフォンでは難しいマクロ域の近接撮影が可能となる。
レンズクリップ
スマートフォンは対応機種を選ばないユニバーサル仕様。スマートフォンだけでなく、タブレットやラップトップにも対応するとしている。