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「ソニーRX0」マルチカメラ撮影関連のアップデートが予告

無線で50台、有線で100台が連動 専用機材も発売

RX0

ソニーは1月19日、防水・耐衝撃性能を持つデジタルカメラ「RX0」を用いた多視点撮影に関する最新情報を公開した。関連製品として、カメラコントロールボックス「CCB-WD1」(希望小売価格税別7万円)を2月16日に発売する。

2017年9月のRX0製品発表時に予告していた無線/有線それぞれのリモートコントロールに関して、詳細な仕様が明らかになった。以下を利用するには、近日公開予定というRX0本体ソフトウェアVer.2.00も必要。

無線コントロール

Wi-Fiルーターを経由して、近日公開予定のスマートフォンアプリ「PlayMemories Mobile 6.2」から最大50台の連動が可能になる。当初はRX0をアクセスポイントとして最大5台の接続を可能としていた。

またアプリには、カメラ電源の一括オンオフや、グループ単位での撮影トリガーや設定変更を行える機能が追加される。

有線コントロール

カメラコントロールボックスCCB-WD1の利用イメージ

専用アクセサリー「カメラコントロールボックスCCB-WD1」との組み合わせで、フレーム単位での映像同期のほか、パソコンからの一括モニタリングや各種操作などが可能になる。離れた場所のカメラでも安定接続できる点も有線接続のメリットとしている。

カメラコントロールボックスはスイッチングハブを介してパソコンに接続する。1台のRX0に対し、カメラコントロールボックスも1台ずつ必要になる。

カメラコントロールボックスCCB-WD1

本誌:鈴木誠