岡嶋和幸の「あとで買う」

1,824点目:美しさと手軽さを両立した木製フレーム

安井商店のウッドフレーム

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムがたくさん入っています。この連載では、フォトライフに関連する製品を中心にその中身をお届けします。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

安井商店のウッドフレーム

今週の土曜日まで東京・東銀座で写真展『海のほとり』を開催していますが、今回は作品の額装にみなさん特に興味を持っていただいています。特別オーダーしたものなので市販されていませんが、そのアイデアにたどり着くまでは写真展に足繁く通って参考にしたり、実際にいろいろな展示方法を試したりしました。

マットパネルやアルミフレームなどオーソドックスな見せ方をまずは経験し、そこから少しずつアレンジを加えていったわけですが、その過程では自宅の壁を利用したりしました。賃貸マンションだと壁掛けに制限があったりしますが、ギャラリーによってできることとできないことがあるので、条件や状況に応じた展示の経験を積むのに有効です。

Americanflatというブランドの製品は、いろいろな色やサイズが豊富にラインアップされていて、展示の研究に最適ですが、フレームの素材が高耐久樹脂なのでちょっと味気ない感じがします。Amazonではほかにもいろいろなフレームが販売されていますが、創業98年の老舗フレーム専門店「安井商店」のこちらの製品は、薄く削った木皮を貼り付けているため、きれいな木目が特長です。

マットは付いていないので、A4サイズのフチ無しプリントや、A3サイズで余白を広めに付けて額装するのも良いでしょう。A3ノビの用紙サイズに対応した製品もラインアップされると、さらにうれしいです。

サイズはA4、B4、A3、B3、A2、B2、色はブラウン、ナチュラル、ブラックが選べます。A4サイズの価格は2,280円前後です。

Amazonで購入

1967年福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集『ディングル』『風と土』のほか著書多数。写真展も数多く開催している。日本写真協会(PSJ)、日本作例写真家協会(JSPA)会員。カメラグランプリ選考委員。