岡嶋和幸の「あとで買う」

1,368点目:懐かしいあの人や活躍中のあの人の写真集

徳重龍徳・写真集ガイド制作委員会『一度は見たい! アイドル&グラビア名作写真集ガイド』

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムがたくさん入っています。この連載では、フォトライフに関連する製品を中心にその中身をお届けします。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

徳重龍徳・写真集ガイド制作委員会『一度は見たい! アイドル&グラビア名作写真集ガイド』

本日は発売になったばかりのこちら。1980年代から現在までに発売された、女性アイドル、女優、グラビアアイドルらの写真集100タイトル超をピックアップし、解説したガイド本です。

この分野での活躍を夢見てプロカメラマンを目指したこともあり、いくつになっても興味は衰えません。本書で取り上げている写真集の中には、大昔に撮影させていただいた方も数名います。その方々は今ではアラフィフだったり、私と同じくアラ還です。

3分の1くらいは知らない名前で、世代の違いを感じます。でも顔と名前が一致していないだけで、もしかしたら映画やドラマなどで目にしたことがあるかもしれません。そのあたりの勉強にもなるのかも。俳優として活躍中のあの人の、アイドル時代を知ることもできます。

ただ掲載されているのは表紙画像だけのようで、写真集の中身をもう少し見たい感じです。販売価格は2,750円で、Kindle版もあります。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。