岡嶋和幸の「あとで買う」

1,255点目:軽さにこだわったトレッキングポール

フォックスファイヤー「トレッキングポールi130Wカーボン」

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムがたくさん入っています。この連載では、フォトライフに関連する製品を中心にその中身をお届けします。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

フォックスファイヤー「トレッキングポールi130Wカーボン」

先月の撮影旅行ではひさしぶりにトレッキングポールを使用しました。三脚と一緒にスーツケースに詰め込んで持って行ったわけですが、15年以上前にカメラ雑誌『CAPA』の編集者たちと富士山登山に挑戦したときに購入したものなので、経年劣化であちこち傷み始めています。

そろそろ新しいものに買い替えたいと思い調べてみると、馴染みのないブランドばかりで物欲がいまひとつ刺激されません。アウトドアショップの店員さんのお勧め品を購入したり、これまで愛用していたモンベルのラインアップから選ぶのも良いのですが、本連載でも何度か紹介しているフォックスファイヤーからも発売されていることを知りました。

グリップはT型ではなくI型、素材はアルミではなくカーボンが良いのでこの製品一択です。スクリューロックの伸縮式で収納時は59cmと、これまで愛用していたものより短いためスーツケースにも余裕で入ります。

2本組で重さは340g。販売価格は2万4,200円前後です。色はカーボンブラックだけなので、派手なカラーリングのものなどバリエーションがあるとうれしいです。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。