岡嶋和幸の「あとで買う」

820点目:水中や濡れた陸上でも安定して歩けるシューズ

サロモン「TECHAMPHIBIAN 5」

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムがたくさん入っています。この連載では、フォトライフに関連する製品を中心にその中身をお届けします。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

サロモン「TECHAMPHIBIAN 5」

666点目でサロモンのトレッキングシューズを紹介しましたが、今回はウォーターシューズです。737点目で紹介したTevaのサンダルスニーカーと同タイプの製品で、水陸両用なのでいまの季節にぴったりです。

アッパーには速乾性と通気性に優れた素材が採用されていて、海や川に入って撮影するときに便利。土や砂が入り込みにくく、足をしっかり保護します。アウトソールは濡れた路面でも滑らず高いグリップ力を発揮するなど、水辺に限らず雨の日の撮影にも最適でしょう。陸上でも水中でも安定した歩行ができ、かかとを折りたたんでサンダルのように履ける機能も備えています。

販売価格は1万2,000円前後で、4色がラインアップされています。毎年5月下旬から9月中旬くらいまで靴下を履かずに生活しているので、いま購入してもまだまだ出番は多そうです。あえて水辺を撮影場所に選んだり、雨の日に積極的に出かけるなど楽しみが増えるでしょう。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。