岡嶋和幸の「あとで買う」

819点目:鞄職人の技術が生かされたカメラバッグ

Endurance「豊岡鞄×Endurance カメラバッグ」

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムがたくさん入っています。この連載では、フォトライフに関連する製品を中心にその中身をお届けします。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

Endurance「豊岡鞄×Endurance カメラバッグ」

今回はデジカメ Watchでもお馴染み、studio9の中原一雄さんが監修するカメラバッグシリーズ「Endurance」(エンデュランス)の最新モデルで、鞄の生産地として知られる兵庫県豊岡市のブランド「豊岡鞄」とのコラボ製品です。

2021年発売の「Endurance ExtII」がベースになっていて、外装生地に超強力ナイロン織物「ビートテックス」を採用。耐摩耗性に優れているなどとても丈夫な作りになっています。水や汚れにも強く、従来モデルより軽量化が図られています。カメラやレンズ以外のものを収納する上部気室は、荷物量によってサイズ調整できるロールトップタイプを採用するなど機能性の高さも魅力。着替えなどを入れるのにちょうど良い感じです。

合格率が5割程度という豊岡鞄認定審査会の審査に合格した製品で、バッグには豊岡鞄ロゴタグが付いているほか、豊岡鞄専用保証書も付いています。従来モデルより高級感もあり、長く安心して使うことができるでしょう。販売価格は4万円前後です。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。