812点目：RAW現像に最適なデュアル画面のノートPC

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムがたくさん入っています。この連載では、フォトライフに関連する製品を中心にその中身をお届けします。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

ASUS「Zenbook Pro 14 Duo OLED UX8402VV」

デジタルカメラマガジン7月号の特集などで、AIノイズ除去機能について記事を担当しています。GPUの性能で処理スピードがどれだけ変わるかテストを行ったのですが、そのためにメーカーさんからお借りしたノートPCがこちらになります。14.5インチのメインと12.7インチのサブの2画面で、どちらもタッチスクリーンです。販売価格は41万円前後です。

Adobe Lightroom Classicでは、驚くほど処理スピードが速くてびっくりしました。もちろん高画質に仕上がるので、今後はこの機能を積極的に利用するつもりです。特にプリントする人にお勧めしたい感じなので、デジタルカメラマガジンのプリント連載でも取り上げたいと思います。

キヤノンの「Neural network Image Processing Tool」の紹介記事でもこのノートPCを使用しました。デジカメ Watchでも「その1」と「その2」の2回に分けて掲載されています。このツールに関してはWindowsのみで、外部GPU搭載のPCでしか起動できないのですが、こちらも驚くほど高画質です。有料ですが、キヤノンユーザーの方はぜひ一度試してみてください。

このツールは使いませんが、キヤノンのEOS学園で「作品プリントワークショップ」という講座を担当します。撮影実習とプリント演習を反復的に行う3日間コースで、9月3日（日）スタートです。プリンターをお持ちでなくても、プリントの経験がなくても受講いただけます。よろしくお願いします。