岡嶋和幸の「あとで買う」

788点目:本革のシンプルなコンパクトカメラ用ポーチ

山田屋写真用品「本革カメラポーチ Sサイズ」

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムがたくさん入っています。この連載では、フォトライフに関連する製品を中心にその中身をお届けします。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

山田屋写真用品「本革カメラポーチ Sサイズ」

本革を使用したシンプルなカメラポーチです。革紐を巻き付けてフタを固定します。側面に金具が付いていますが、カメラに当たったり、ほかのものを傷付けたりするかもしれないので私は取り外すでしょう。バッグに入れずに持ち歩くときは、カメラのハンドストラップを外側に出して手に提げるのが良いと思います。

収納できるカメラの目安はキヤノンの「PowerShot G7 X Mark III」、ソニーの「VLOGCAM ZV-1」やRX100シリーズ、フィルムカメラのオリンパスPENシリーズなどのようです。内寸は幅115×高さ70×奥行き40(両サイド)~50(中央部分)mmなので、少し大きめですがキヤノンの「PowerShot V10」やリコーの「GR III」もすっぽり収まるサイズ感です。

販売価格は6,800円前後で、色はブラック、アイボリー、モスグリーンが選べます。ブラウンなど落ち着いた色や、レッドやイエローといった明るく目立つ色もあると良いですね。カラーバリーションの充実に期待したいです。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。