岡嶋和幸の「あとで買う」

777点目:高い収納力で撮影旅行に最適なバックパック

シンクタンクフォト「エアポート コミューター」

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムがたくさん入っています。この連載では、フォトライフに関連する製品を中心にその中身をお届けします。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

シンクタンクフォト「エアポート コミューター」

現在所有している撮影機材用のバッグの中で、一番長く愛用しているのがシンクタンクフォトの「エアポート コミューター」です。カメラボディ2台とレンズ4〜6本を収納できるバックパックで、タブレット端末とノートPC用の収納スペースもあります。キャスターがないタイプを選んでいるのは、移動中の微振動が気になるからです。車での移動も走行中の振動の影響を考えて、トランクではなく座席に置くようにしています。

この製品は発売後すぐに購入した記憶があります。デジカメ Watchのバックナンバーで探してみたところ、発売は2012年5月のようです。つまり11年愛用していることになります。使用するのは主に撮影旅行のときなので頻繁に出番があるわけではないのですが、まだまだ長く使えそうです。側面の伸縮性のあるポケットの口が少し伸びているくらいで、ほかは特に劣化は見られません。当時は2万円くらいで購入できましたが、現在の販売価格は3万3,000円前後です。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。