岡嶋和幸の「あとで買う」

536点目:赤いアルミリングがアクセントの三脚ストラップ

KANIの三脚ストラップ

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムが沢山あります。この連載では、フォトライフに関連するアイテムを中心にその中身をお届けします。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

KANIの三脚ストラップ

284点目でオプテックの三脚ストラップを紹介しましたが、今回は風景写真家の工藤智道さんプロデュースによる製品です。販売価格は3,300円前後です。Amazonにおすすめされたのですが、彼が以前にSNSで紹介していたのを思い出しました。

軽くて丈夫なアルミ削り出しの赤いリング金具で三脚に取り付けます。雲台側はセンターポールに通し、下側はねじ込みます。一度装着してしまえば取り外すことなく撮影や移動ができる感じです。センターパイプの直径が31mm未満、下側にカメラネジが付いていることが装着の条件となりますが、対応する三脚は少なくないと思います。

オプテックの三脚ストラップのように柔らかくて弾力性のあるネオプレーン素材ではありませんが、ショルダーパットが付いているので肩掛けでも問題ないでしょう。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。