岡嶋和幸の「あとで買う」

441点目:ペットがくつろげて撮影しやすくなる?

サンコーのアニマル冷温プレート「ペットコの間」

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムが沢山あります。この連載では、撮影や写真関連のアイテムを中心にその中身をお届けします。購入前の製品については使った感想や評価はありませんが、どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

サンコーのアニマル冷温プレート「ペットコの間」

Amazonとヨドバシドットコムの「あとで買う」に一番多く入っているのはペット用品です。頻繁に購入するものもたくさんあって、お気に入りリストや注文履歴ではなく「あとで買う」からレジに進む感じです。とはいっても写真ライフとはあまり関係ないのでこれまで取り上げていませんでしたが、撮影用も兼ねてあると便利かなと思ったのが今回の製品です。

我が家のペットたちはカメラ・写真関連の書籍や雑誌の作例の被写体としてよく登場するのですが、カメラを向けると逃げるか、近づき過ぎて撮影しづらいです。寝ているタイミングを狙ってもすぐにカメラに気づいてダメだったりします。もう少し協力的だとうれしいのですが、夏は冷たく、冬は温かくできるこの温冷プレートがあればじっとしてくれるかもしれません。14~40度までの温度調節ができ、ペットが快適に過ごせるようにできます。販売価格は1万2,800円前後です。

同じくサンコーから冷温ヒーター付きペットハウス「アニマルカプセルホテル」という製品も発売されていますが、背景のことを考えると「ペットコの間」の方が良さそうです。でもペットたちが気に入ってくれるかどうかが一番の問題です。現在は猫が4匹いるのですが、誰も見向きもしないということはたぶんないと思います。親の心子知らずで、ペット用品はそのあたりがいつも悩みどころです。

本日より開催のソニーイメージングギャラリー企画写真展「わたしのともだち ~ 写真家と愛しい存在の物語 ~ Part2」に参加しています。出展作品は屋外での撮影だったのですが、やはりこのときもじっとさせるのが大変でした。自分がイメージする写真に仕上げるための秘訣は「躾け」なのかもしれません。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。