岡嶋和幸の「あとで買う」

417点目:大判カメラでのピント合わせに最適なルーペ

eTone「6x大判カメラ用フォーカシングルーペ」

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムが沢山あります。この連載では、撮影や写真関連のアイテムを中心にその中身をお届けします。購入前の製品については使った感想や評価はありませんが、どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

eTone「6x大判カメラ用フォーカシングルーペ」

フィルム写真関連のユニークなアイテムを取り扱うブランド「eTone」の製品はこれまでも何度か紹介しました。新しいものがないかたまにチェックしているのですが、今回は大判カメラでの撮影で使用するルーペです。

フィールドタイプの大判カメラにはピントフードが付いているものがあり、それを開いた状態だと、一般的なルーペでは長さが足りなくてピントガラスに届きづらくピントが見づらいです。もちろんピントフードを使わなければ問題ないのですが、私はホースマンの「ロングルーペ 6X」という長めのルーペを使ってピントを合わせています。

フォトスクールの受講生が同じものを欲しがっていたのですが、すでに販売を終了しているため中古品を探すしかありません。ぴったりの代替品も見つからなかったのですが、同等スペックのルーペがいつの間にか登場していたわけです。販売価格は9,700円前後です。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。