岡嶋和幸の「あとで買う」

295点目:家族を撮り続ける写真家が主人公の物語

映画「浅田家!」

私のAmazonのショッピングカートには、そのままレジに進むのではなく、「あとで買う」に移して様子見をしているアイテムが沢山あります。それらは値下がりなど何かのタイミングで購入するものもあれば、気持ちが覚めてしまって削除するものも……。この連載では、カメラや写真関連のアイテムを中心に、日々増え続ける私の「あとで買う」の中身をお届けします。いずれも購入前なので使った感想や評価はありませんが、どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、岡嶋和幸の日々の物欲をお楽しみください。

映画「浅田家!」

Amazonで購入

先日、写真家の浅田政志さんに取材をさせていただきました。浅田さんといえば木村伊兵衛写真賞の受賞作「浅田家」が有名ですが、それをもとに映画化された「浅田家!」はまだ見ていなかったので、Amazonのプライム・ビデオで取材前に鑑賞しました。レンタル料はHD(高画質)が500円、SD(標準画質)が400円です。

映画では東日本大震災のときの写真洗浄ボランティアの様子も描かれていたので、そのあたりについても話を聞くことができました。雑誌「SWITCH」の特集記事も読みましたが、浅田さん役の二宮和也さんのインタビューなど興味深い内容でとても参考になりました。写真のプリントについて浅田さんにいろいろアドバイスをいただいたので、本日発売のデジタルカメラマガジン2022年3月号をぜひご覧ください。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。