岡嶋和幸の「あとで買う」

280点目:ノートPCにスマホを取り付けられるアイテム

MOFTのノートパソコン用スマホホルダー

私のAmazonのショッピングカートには、そのままレジに進むのではなく、「あとで買う」に移して様子見をしているアイテムが沢山あります。それらは値下がりなど何かのタイミングで購入するものもあれば、気持ちが覚めてしまって削除するものも……。この連載では、カメラや写真関連のアイテムを中心に、日々増え続ける私の「あとで買う」の中身をお届けします。いずれも購入前なので使った感想や評価はありませんが、どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、岡嶋和幸の日々の物欲をお楽しみください。

MOFTのノートパソコン用スマホホルダー

自宅ではディスプレイ環境に余裕があるのですが、外出先だと13インチのMacBook Proの画面だけでは足りないため、スマートフォンを併用しています。フォトスクールの授業でノートPCはプロジェクターにつながっているので、受講生の質問に答える際に調べものが必要なときは手元でスマートフォンを操作する感じです。

テザリングでネット接続をすることもあるなど、ノートPCとスマートフォンはセットで使うことが多く、両者をより快適に使いたいといつも考えています。その1つの方法として興味を持ったのが、SNSの広告で知ったノートPCとスマートフォンを合体できるこのホルダーです。販売価格は3,000円前後で、色はブルーとグレーが選べます。

スマホホルダーは粘着剤が付いている部分をノートPCに貼り付けます。しっかり固定でき、剥がしても粘着剤が残らず、貼り直しも可能です。iPhone 12シリーズから採用された「MagSafe」対応だとホルダーにそのまま取り付けることができるのですが、私が今使っているiPhone XS Maxは付属のマグシールを貼り付ける必要があります。本体に直接ではなく、装着しているTPU素材のケースに貼り付けたのですが問題なく使えました。

ただしノートPCの画面の角度によっては、スマートフォンの重さの関係で滑り落ちることがあります。磁力はそれほど強くなく、重量のあるスマートフォンだとしっかり固定できない感じです。すっきりシンプルに装着できてとても便利に感じられましたが、個人的には今後もスマートフォンは大画面のモデルを望むため、その点が改善されることに期待します。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。