岡嶋和幸の「あとで買う」

194点目:いろいろ役に立つカメラマンの必需品

堀内カラー「パーマセルテープ」

この連載では、カメラや写真関連のアイテムを中心に、Amazonの私のショッピングカートの中身をお届けします。とはいえ、いずれも購入前の商品なので、実際に使ってみた感想や評価などは特にありません。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、岡嶋和幸の日々の物欲をお楽しみください。

堀内カラー「パーマセルテープ」

撮影関連の消耗品で常備しているものの中に、紙素材でつや消しの白いテープと黒いテープがあります。「パーマセルテープ」と呼ばれているもので、手で切ることができて、粘着力が強く、それでいて貼り跡が少ないのが特徴です。

撮影スタジオでアシスタントをしていたころは、ブレスレットのようにいつも手首に付けていました。プロカメラマンの助手時代には、白と黒のパーマセルテープのほか、セロハンテープ、ガムテーム、両面テープなどをウエストバッグのベルト部分に通していたものです。その姿は今思い出すとすごく格好悪いのですが、何事にもすぐに対応できるようやむを得なかったわけです。

撮影以外にもいろいろな使い方ができて、暗室作業でも現像タンクやイーゼルマスクに貼ったりなど何かと便利です。販売価格は白と黒の2本セットで3,800円前後。白と黒の単品販売もあります。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。