岡嶋和幸の「あとで買う」

154点目:フィルムの冷蔵庫での真空保存は有効?

ツヴィリング「フレッシュ&セーブ」

この連載では、カメラや写真関連のアイテムを中心に、Amazonの私のショッピングカートの中身をお届けします。とはいえ、いずれも購入前の商品なので、実際に使ってみた感想や評価などは特にありません。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、岡嶋和幸の日々の物欲をお楽しみください。

ツヴィリング「フレッシュ&セーブ」

未使用のフィルムの保存方法について、ずっと昔から頭を悩ませています。必要なときに必要な分だけ購入し、すぐに撮り切ってしまえばよいのですが、今はデジタルカメラも使用しているためなかなかそうもいきません。フィルムは今や日本国内ではとても高いので、海外のショップでまとめ買いをしていて、それらは冷蔵庫で保管しています。開封していなければ基本的にそれで問題ないようです。でも開封したフィルムの場合、いろいろ調べると湿度の影響を受けるなど状況によって対応が異なるようです。私はこれまでジップロックに入れていたのですが、その中に乾燥剤も一緒に入れた方がいいのかな?

フィルムは生ものと言われたりするので、もしかしたら真空状態にすれば……と思って見つけたのが今回の製品です。真空ポンプ、サイズ違いのプラスチックコンテナ、繰り返し使えるパックなどが一緒になったスターター7点セットで、販売価格は8,500円前後です。他にもガラスコンテナのセットなどがラインアップされています。

これが有効なのかどうかは分からないのでよい子は真似をしないでほしいのですが、ちょっと試してみようかなと思っています。詳しい人に「そんなの意味がない」などと言われそうですが、効果が期待できなくても、食品などの保存に利用すればいいので無駄にはならないでしょう。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。