2週目カメラ設定は、上ブロックはISO400、絞りはF3.2、シャッタースピード1/125~1/160秒。レンズはFA 43mm F1.9 Limited。下ブロックは右上と右下がISO400、ほかはISO200、絞りはF3.2-3.5、シャッタースピードは1/200秒。レンズは、 DA★ 16-50mm F2.8 ED AL [IF] SDMを使っている。上下とも、若干暗いものの露出はほぼ一定なのがわかる。
このカメラはコンパクトなわりに、実際持つと実にバランスよく手に収まる。ファインダーもかなり見やすく、ピントの山もはっきりわかる。またこのサイズだと電子ダイヤルは1つのケースも多いのだが、前後にあり、絞りとシャッタースピードの変更はワンタッチ。全体的にうまくまとまられていて、筆者的に「これはいいかも!」と好印象だ。
ただ個人的に惜しい点は、シャッター音が静か過ぎること。一般的には静かな方が好まれるのだろうが、この手の撮影は、シャッター音でリズムをとるため、ガシャガシャ鳴った方が撮りやすい。
もう1点気になったのは、FA 43mm F1.9 Limitedと比べると、DA★ 16-50mm F2.8 ED AL [IF] SDMはAFが少し遅い。またピントを迷うこともしばしばあった。絵や画角的に扱いやすいレンズなだけに、もう一押し頑張ってほしいところだ。
バッテリー駆動時間は、6シーン撮影して計700枚ほど撮っているが、撮影終了までインジケータの変化は無し。液晶モニターも実際の写りに忠実な再生なので、信じて撮って問題ない。
K-5は、オプションで「標準」、「AF分割マット」、「AFスケールマット」、「全面マット」と、4種類のフォーカシングスクリーンを変更できるのも特徴の一つ。ポートレートだと標準で十分だが、見やすいファインダーなだけに、用途に応じて変更して使いたい。
矢代梢ちゃん、ブログによると最近iPhoneを買ったらしい。この撮影現場はもともとスマートフォン比率が高いだけに、結構欲しそうに眺めていたが、ヤッパリ! と言った感じだ。楽しんでいるかな!?(続く)
actress矢代梢@K-point
photographer西川和久
K-5
FA 43mm F1.9 Limited
DA★ 16-50mm F2.8 ED AL [IF] SDM
2010/12/10/ 00:00