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ニコンDfブラックGold Edition

ゴージャス感をまとった限定モデル

 ニコンが12月に発売する「Df ブラック Gold Edition」の外観写真をお届けする。

 本機はDfの発売1周年を記念したモデルで、通常モデルではシルバーまたは白だったパーツやロゴをゴールドカラーにしている。日本限定1,600台のモデルだ。

 通常モデルのDfは、ブラック・シルバーともに“往年のカメラ”を想起させるデザインで、カメラファンにとっては見慣れた佇まい。そこにゴールドをあしらった本機は、Dfユーザーの自分としても第一印象には驚きがあった。

 しかし、外観撮影をしながら眺めていると「これもアリだな」と思えてくるから不思議だ。ふと通常モデルに目をやると、モノトーンの外観が寂しく感じるほど。

 昔から黒にゴールドの相性は悪くないし、現行のAF-S NIKKORレンズはまさに黒にゴールド。オールドニッコールとの相性より、身軽なFX機に現行レンズを合わせたかったという実用派には福音だろう。

Dfブラック(右)との比較

 ニコンDfは発売一周年を迎える。こうして限定モデルが出るということは、近年まれに見る賛否両論で迎えられたDfも、一定の成功を収めたという証だろう。次のアニバーサリーでは満を持して“金ピカ”になるのか、それとも水面下では新Dfの話も進んでいるのか、今後もニコンの企てから目が離せない。

本誌:鈴木誠