デジカメアイテム丼
ライカっぽいナノブロックを組み立てる
「NBH_076 クラシックカメラ」キット(ビックカメラ限定品)
Reported by 本誌:鈴木誠(2014/9/3 12:46)
現在ビックカメラで限定販売されている「ナノブロック NBH_076 クラシックカメラ」を購入して組み立ててみたので、その過程をご紹介したい。価格は税抜1,780円。
ナノブロックとは、「ダイヤブロック」でお馴染みカワダの製品。ダイヤブロックの半分のサイズ(1つのポッチが4mm幅)で、よりリアルに、より小さく作れるというのが特徴だ。
以前、ペンタックスからナノブロックデジカメが発売されたのを覚えている方も多いだろう。
さて、このクラシックカメラだが、本誌読者であればこのディテールが「なんとなくカメラっぽいもの」でないことは一目瞭然だろう。後述するが、かなり語りどころの多い凝りようだ。さすがカメラ量販店の限定商品といったところか。
パッケージには「クラシカルなレンジファインダースタイルのカメラをイメージしました」とあり、筆者の推測ではあるが、おそらく有名なところで「ライカM3」をモチーフにしていると思われる。難易度は「5段階のうち2」とある。
制作は、付属の説明書に沿って底部から1段ずつ積んでいけばよく、取っつきやすい。
日頃こうした細かな作業をする機会のない筆者だが、大きな手順ミスなく1時間ほどで完成した。ブロックが小さいため、専用のピンセットがあると作業がしやすいと記載されている。
説明書によると、ナノブロックの組み立てキットはパーツが少し多めに入っているようだ。余ったパーツで何かアクセサリーを作ってみるのも面白いだろう。正直、こっちのほうが試行錯誤の面白さにハマるかもしれない。思わず童心に帰るひとときだった。
ひょっとしたら個体によって多めに入っているパーツが異なるかもしれないが、カメラ本体を完成させた勢いで、アクセサリー作りにもぜひ挑戦してみてほしい。