デジカメドレスアップ主義

ブルーレザーで春を待つ

ソニーα7 + Summarit 50mm F1.5

  • ボディソニーα7
  • レンズ:ライツ ズマリット 50mm F1.5
  • レンズフード:ライツ XOONS
  • マウントアダプター:レイクォール LM-SαE
  • マウントアダプター:レイクォール L-Mリング(半欠きタイプ)
  • カメラケース:アルテ・ディ・マーノ α7/7R用レザーケース(Rally blue)
  • ストラップ:アルテ・ディ・マーノ Laccio ネックストラップ(Minerva Blue)

 α7/7Rは不思議なカメラだ。ペンタ部は往年のクラシックカメラを彷彿とさせるものの、ボディ自体はNEX-7などのテイストを継承し、けっして懐古趣味に陥らない。むしろ直線が強調されているためか、近未来的ですらある。カメラらしい形状でありながら、既存のカメラと一線を画した不思議なスタイルだ。こうしたα7/7Rをケースやストラップでドレスアップする際、黒や茶といった定番カラーよりも、色味のあるアイテムの方が様になる。今回はアルテ・ディ・マーノのブルーレザーを使ったアイテムで、α7をドレスアップしてみた。

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 まず、レザーケースはラリーブルー(Rally blue)でオーダーメイドしてみた。ラリーレザーはイタリアのアウソニア社が手がけるフルベジタブルタンニン鞣しの革だ。高級イタリアンレザーの代表的なもののひとつである。やや暖色寄りの深みのあるブルーで、雰囲気のあるムラ染めが写真からも伝わるだろう。実物を手にすると、さらにもう一段クオリティがよいことに気づくはずだ。

 本ケースは液晶モニターのチルトに対応したオープンタイプだ。この手のデザインは三脚穴にネジ止めすることが多いのだが、本ケースは両サイドのフックのみでの固定となる。グリップまわりがタイトに作られており、ネジなしでもしっかりとフィットする。メモリーカードやバッテリーを交換しやすいスタイルだ。

アルテ・ディ・マーノのα7ケースはデジタルホビーにて2万9,800円。カラーオーダーが可能だ
ラリーレザーはムラ感の強い染めが特徴だ。このムラ染めが革本来の表情をよくくっきりと伝えてくれる
背面はオープンタイプになっており、液晶チルトの動作を妨げないレザーケースだ

 ストラップもアルテ・ディ・マーノ製を組み合わせた。同じくブルーレザーを用いているが、ミネルバブルー(Minerva Blue)というケースとは異なるレザーだ。コンツェリア・バルダッシ・カルロ社のフルベジタブルタンニン鞣しによるレザーである。これも高級イタリアンレザーの代表格のひとつだ。

アルテ・ディ・マーノのLaccioネックストラップはデジタルホビーにて1万4,800円だ
取り付けは二重リング式で、当て革が付属している。太めの丸紐レザーで存在感がある
ショルダーパッドと取り付け部分のレザーはカラーオーダーが可能だ

 アルテ・ディ・マーノの代理店であるデジタルホビーでは、ラリー、ミネルバ、クロコダイルなど、レザーの種類とカラーを選んでオーダーできる。また、ステッチの色を変えるなどの細かい指定も可能だ。受注生産ゆえに納品までに4週間ほどの時間を要するが、自分好みのケースをオーダーできるのが利点である。

 オールドレンズはズマリット50mm F1.5を組み合わせた。これまでライカLMレンズのフルサイズ撮影は、デジタルM型ライカの特権だった。しかし、現在はα7/7Rが登場し、比較的安価なボディでライカLMレンズのフルサイズ撮影が可能だ。ライカレンズに興味があるものの、デジタルM型ライカまでは手が出ない。そうした層にとって、α7/7Rはまさにドリームボディと言えるだろう。

ライカMアダプターとLMリングはレイクォール製を組み合わせた。ライカMアダプターは1万9,950円。LMリングは1万1,025円だ

 フルサイズ環境では、ライカレンズと言えどもそれなりに周辺部の収差が目立つ。このズマリット50mm F1.5も開放近辺ではかなり甘い描写になり、ぐるぐるボケも発生しやすい。そうした様子を隅々まで堪能できるのは、フルサイズミラーレスならではのアドバンテージだ。

  • ・作例のサムネイルをクリックすると、リサイズなし・補正なしの撮影画像をダウンロード後、800×600ピクセル前後の縮小画像を表示します。その後、クリックした箇所をピクセル等倍で表示します。
  • ・縦位置で撮影した写真のみ、無劣化での回転処理を施しています。

α7 / Summarit 50mm F1.5 / 6,000×4,000 / 1/2,500秒 / F1.5 / 0EV / ISO100 / WB:オート / 50mm
α7 / Summarit 50mm F1.5 / 6,000×4,000 / 1/1,600秒 / F1.5 / 0EV / ISO100 / WB:オート / 50mm
α7 / Summarit 50mm F1.5 / 6,000×4,000 / 1/8,000秒 / F1.5 / 0EV / ISO100 / WB:オート / 50mm
α7 / Summarit 50mm F1.5 / 6,000×4,000 / 1/5,000秒 / F1.5 / 0EV / ISO100 / WB:オート / 50mm
α7 / Summarit 50mm F1.5 / 6,000×4,000 / 1/6,400秒 / F1.5 / 0EV / ISO100 / WB:オート / 50mm
α7 / Summarit 50mm F1.5 / 6,000×4,000 / 1/1,000秒 / F5.6 / +0.7EV / ISO100 / WB:オート / 50mm

澤村徹

(さわむらてつ)1968年生まれ。法政大学経済学部卒業。ライター、写真家。デジカメドレスアップ、オールドレンズ撮影など、こだわり派向けのカメラホビーを提唱する。2008年より写真家活動を開始し、デジタル赤外線撮影による作品を発表。玄光社「オールドレンズ・ライフ」シリーズをはじめ、オールドレンズ関連書籍を多数執筆。http://metalmickey.jp