フォトアプリガイド

PhotoStand+(Android)

ウィジェットやライブ壁紙にも対応したフォトフレームアプリ

「PhotoStand+」は、その名の通りのフォトスタンドアプリ(フォトフレームアプリ)だが、ウィジェットと“ライブ壁紙”への対応が特徴だ。つまり、フォトスタンド、ウィジェット、ライブ壁紙という3つの機能を備えたアプリなのである。

 価格は100円。利用バージョンは1.0。

「PhotoStand+」を起動して表示されるこの画面では、「フォトフレーム」と「おまけと使い方」というアイコンが表示される。

「フォトフレーム」をタップすると、設定画面が表示される。

画面上部の「>」をタップすると、設定した条件の元、フォトフレーム機能が実行される。基本的には初期状態のままでも問題ないが、細かな設定についてもチェックしていこう。

まずが、表示させる画像をフォルダから指定する。

複数のフォルダを指定できないので、表示させたい画像を収めた専用のフォルダを作るなどして対応したい。多くの場合、カメラアプリを使うと、そのカメラアプリ専用のフォルダが作られる。従って、他のカメラアプリで撮影した画像だけを表示させるといった使い方も可能だ。

「切替時間」では、フォトフレーム実行時の画像切り替え、つまりスライドショー時のタイミングを指定できる。

「エフェクト」(トランジション)では、初期設定されている「オーバーラップ」のほか、「クロスフェード」「回転」「スライド」が指定できる。

この手のアプリとしては必要十分なエフェクトだが、もうちょっと華美なエフェクトがあってもよいかもしれない。

設定を終えたら、「>」をタップしてフォトフレーム機能を実行する。画面一杯に画像が表示され、設定したタイミングで画像が切り替わる。

画面をタップすると、画面下部に操作アイコンが表示される。左から「戻る」「設定」「再生」「中止」「次へ」となる。

本アプリでは、フォトフレーム機能のほかにウィジェット機能も備える。設定などは基本的にフォトフレームと同様で、「大」「小」という2つのサイズが用意されている。

「ライブ壁紙」とは、動く壁紙のこと。常に表示し続けられるという特徴がある。アイコンやフォルダが上に載るために、少々画像が見難くなるが、実行タイミングを指定することなく使えるのはメリットだろう。

「PhotoStand+」はフォトフレームだけでなく、「ウィジェット」「ライブ壁紙」という3つの機能を使えるアプリであり、それぞれ実用性の高いものとなっている。設定自体もシンプルで、アプリとして独自機能がないぶん扱いやすい。

気になるのはタブレットの動作が保証外となっている点。フォトフレーム機能こそ大画面のタブレットで使いたいもの。ぜひ今後のバージョンアップで対応してほしいものである。

飯塚直