写真展
2016年キヤノンカレンダー展
石川直樹写真展「Encounter Nature 日本の風土」
(キヤノンギャラリー)
Reported by 本誌:河野知佳(2015/12/18 12:00)
本展は、人類学や民俗学などの領域に関心を持ち、辺境から都市まであらゆる場所を旅しながら作品を発表し続けている写真家、石川直樹氏の作品展です。
本展では、タイトル「Encounter Nature 日本の風土」のもと、2016年キヤノンマーケティングジャパン株式会社カレンダーに収録された作品など27点を展示します。深いブルーの空に静かに輝く秋の月(北海道 根室)や神秘的な姿を見せる鍾乳洞(沖縄県 南大東島)など、石川氏が日本各地を渉猟し出会った光景たちです。
展示作品はすべてキヤノンの大判プリンター「imagePROGRAF」でプリントします。
会場・スケジュールなど
- ・会場:キヤノンオープンギャラリー1
- ・住所:東京都港区港南2-16-6キヤノンSタワー2階
- ・会期:2015年12月24日木曜日~2016年2月4日木曜日(※2015年12月29日火曜日~2016年1月4日月曜日は休館)
- ・時間:10時~17時30分(最終日15時まで)
- ・休館:日曜日・祝日
作者プロフィール
1977年東京生まれ。東京芸術大学大学院美術研究科博士後期課程修了。
人類学、民俗学などの領域に関心を持ち、辺境から都市まであらゆる場所を旅しながら、作品を発表し続けている。『NEW DIMENSION』(赤々舎)、『POLAR』(リトルモア)により、日本写真協会新人賞、講談社出版文化賞。『CORONA』(青土社)により土門拳賞を受賞。 著書に、開高健ノンフィクション賞を受賞した『最後の冒険家』(集英社)ほか多数。
最近では、ヒマラヤの8000m峰に焦点をあてた写真集シリーズ『Lhotse』『Qomolangma』『Manaslu』『Makalu』(SLANT)を4冊連続刊行。 最新刊に写真集『国東半島』『髪』『潟と里山』(青土社)がある。