写真展

小林修士写真展「left behind −残されたもの−」

(神保町画廊)

left behind −残されたもの−

(ストーリー)

私は妻が出かけている合間、しばしば関係を持った女性を自宅に連れ込んでいた。カメラが趣味の私は情事に及ぶ前後、彼女をモデルにお互いの楽しみとして写真を撮影していた。そこに写る彼女は日頃からは想像つかない大胆さで美しく私を挑発をしている。この写真は私たちの秘められた関係の証拠であり、他の誰も見る事の無い二人だけの秘密の記録だ。

夫が亡くなって一年が経とうとした時、夫の書斎机の引き出し奥からブリキの缶箱を見つけた。その中には私の知らないの女性が自宅の居間や台所であられもない姿を晒している写真が何枚も入っていた。私はその写真を見た瞬間、夫が撮影したものだと理解し同時にそこに写る女性との秘密の関係を知ってしまった。破り捨ててしまいたい程の嫉妬心と怒りを感じながらも写真から目が離せなかった。私が愛した夫の「作品」としてこの写真を発表しなければと思ったのだ。

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会場・スケジュールなど

  • ・会場:神保町画廊
  • ・住所:東京都千代田区神田神保町1-41-7安野ビル1階
  • ・会期:2016年3月4日金曜日〜2016年3月21日月曜日
  • ・時間:13時〜19時
  • ・休館:月曜日、火曜日