原槙春夫写真展「天地の霊気・樹木」

写歴は45年、東北地方を中心に多様な日本の風景を、四季を通して撮影し「天地の霊気・樹木」と題してまとめた作品を展示いたします。撮影はデジタルで行い、プリントは銀塩プリントで美しく仕上げました。

これまでの撮影は場所を決めて作画してきました。埼玉県新座市にある平林寺は45年間撮り続けており、写真集を3冊出しました。立山を撮った「神顕つ山」は山岳信仰を美しさの中にまとめました。

今回は美しい風景の中でも、人の生活に密接にかかわる樹木を撮影しています。

古来より日本人は慈しみを抱きながら風景を見つめ、身近な自然環境を心のふるさととしてきました。その部分にスポットを当てながら、天地間に生じる自然現象に喜怒哀楽を込めて映像を構成、表現してみました。どうぞご高覧頂ければ幸いです。
（写真展情報より）