写真展

湯沢英治写真展「REAL BONES S」

(Tokyo Arts Gallery)

湯沢英治は、「骨」という造形美を「進化がデザインした究極の形」、すなわち、時間という刃によって削り出された彫刻であると考える。このような、美術としての意識の上に表現され、「Real Bones」の作品は生み出されている。

また、「視覚で捉えられない世界を作り出すことが作家の使命である。」との思いから、作品には精緻な演出がなされている。共著者である獣医師の東野氏が、動物の骨の撮影のために、頭骨、部位、全身と骨格を作り出し、入手出来ない骨格は、精巧な作りの骨格標本を国内中から探出し、自らが撮影に出向いて行く。海外からも手配したその骨たちは、一部を除き自然光で撮っており、光と影のコントラストが強く、影により骨は新たな造形に作り出されている。

今回の展示では、「REAL BONES 骨格と機能美」(早川書房刊)で発表された作品を中心に、大型パネル数点を混じえ、迫力ある圧倒的な美しさを楽しんでいただきます。

(写真展情報より)

  • ・会場:Tokyo Arts Gallery
  • ・住所:東京都渋谷区東2-23-8
  • ・会期:2014年6月14日土曜日~2014年7月10日木曜日
  • ・時間:11時~20時(最終日は18時まで)
  • ・休館:月曜日
  • ・入場:無料

()