写真展

中野晴生写真展「出雲大社=蘇りの宮=・伊勢神宮=常若の宮=」

(オリンパスギャラリー)

長年、日本を代表するふたつの御宮、出雲大社・伊勢神宮を撮影させていただいております。同じ年に遷座祭と遷宮を終え、現在は新しくなった御宮からは、蘇りのご神力・常若のご神力の溢れんばかりのご神徳が神域に降り注いでいるように思います。

伊勢に生まれ育った私にとって、神宮は甘え乍ら母親に撮影した写真を見てもらっている故郷で、大社は頼もしい父親に連れられてシャッターを押している第二の故郷です。今回、遷座・遷宮風景、日々の祭典、四季の自然をまとめました。そして、日本の原風景として和紙に描き、神域の空気を再現することを試みました。

先祖から受け継ぎ、太古の昔から自然と共生してきたわたしたち。作品から、日本の心を感じていただければ幸いです。

【オリンパスギャラリー東京】9月16日~9月21日 中野 晴生 写真展|オリンパスギャラリー東京 写真展一覧|ショールーム・ギャラリー&サービスステーション|オリンパス

会場・スケジュールなど

  • ・会場:オリンパスギャラリー東京
  • ・住所:東京都新宿区西新宿1-24-1エステック情報ビル地下1階
  • ・会期:2016年9月16日(金)~9月21日(水)
  • ・時間:11時~19時(最終日15時まで)
  • ・休館:木曜日
  • ・入場:無料

作者プロフィール

1952年、三重県伊勢市生まれ。実家は伊勢の神宮に神饌を納める鮮魚商で、神苑の中で幼少期を過ごす。大阪写真専門学校(現ビジュアルアーツ大阪校)卒業後、5年間に渡る海外取材でアフリカやヨーロッパ、南アメリカを巡り、独自の写真観を樹立し帰国。週刊新潮で「日本の旧家」「湖沼の伝説」「一宮巡礼」を大型カメラにて6年間連載(毎週カラー3ページ)。「水と人との交差点」(月刊フロント)で連載。デアゴスティーニ「日本の神社」にて、全国の神社を巡回。第六十二回神宮式年遷宮(伊勢神宮)・平成の大遷宮(出雲大社)の記録撮影。2001年から文部科学省の依頼にて、毎年1ヶ月、聖書考古学発掘調査隊に同行、イスラエルでの遺跡、遺物の記録撮影にも携わる。35mmのデジタルカメラと、銀塩フイルム使用の大型8×10カメラを基本機材として、国内外で取材活動を続けている。日本写真家協会会員。