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レンズ型センサークリーナー「風塵」にニコン用
風量2.7倍の第2弾 キヤノン用もリニューアル
Reported by 本誌:武石修(2015/7/3 12:17)
IPPは、レンズ型センサークリーナー「Fujin」(風塵)の第2弾を8月1日に発売する。キヤノンEFマウント用の「FujinMark II」(EF-L002)とニコンFマウント用の「Fujin D」(F-L001)を用意する。価格はオープンプライス。
店頭予想価格は、一般小売店やECサイト向け(フィルター1枚付、専用ケース無し)が税込1万4,560円前後。カメラ系量販店向け(フィルター3枚、専用ケース付き)が税込1万6,178円前後の見込み。なお、直販サイトでは7月3日から限定先行販売する。
内蔵ファンによってセンサーやミラーボックスのゴミをクリーニングするデジタル一眼レフカメラ用のアクセサリー。
従来品(Fujin EF-L001)はキヤノン用のみだったが、今回ニコン用が加わった。
新たに高性能ファンを採用したことで、従来品の2.7倍の風量を実現。ゴミの除去率をより高めたという。これまで除去が難しかった帯電したゴミや砂の除去も可能だとしている。
加えて、空気の直進性や風力を高める整流板を改良し、クリーニングスピードの向上も図った。
動作中に点灯するパイロットランプも新設。電源の消し忘れを防ぐ。
引き続き、3M製のPM2.5対応フィルターを搭載する。
センサークリーニングの際、一般的なブロアーなどは空気中のゴミもセンサーに吹き付けてしまう恐れがあるが、Fujinはフィルターを通った空気でクリーニングできるのが特徴となっている。
外形寸法はキヤノン用が72×84.5mm、ニコン用が99×81.3mm。重量はキヤノン用が約180g、ニコン用が約200g。