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ニコン、標準ズームレンズ「AF-S DX NIKKOR 16-80mm f/2.8-4E ED VR」

DX初のナノクリスタルコート採用 フッ素コートや電磁絞りも

ニコンは、交換レンズ「AF-S DX NIKKOR 16-80mm f/2.8-4E ED VR」を7月16日に発売する。価格は税別12万5,000円。

APS-C相当のニコンDXフォーマットに対応した標準ズームレンズ。35mm判換算での焦点距離は24-120mm相当。

焦点距離が近い従来品「AF-S DX NIKKOR 16-85mm f/3.5-5.6G ED VR」に比べて、開放F値が2.8-4と明るい。

DX用レンズで初めてナノクリスタルコートを採用し、ゴーストやフレアを低減した。同じくDXレンズで初めてレンズ前面にフッ素コートを施した。埃、水滴、油、泥が付着しにくく、付着しても簡単に拭き取れるという。

手ブレ補正機構VRも搭載し、補正効果は4段分となっている。電磁絞り機構を標準ズームレンズおよびDXレンズで初めて採用し、高速連写時の安定した露出制御を実現した。

レンズ構成は非球面レンズ3枚とEDレンズ4枚を含む13群17枚。最短撮影距離は0.35m。最大撮影倍率は0.22倍。フィルター径は72mm。最大径×全長は約80×85.5mm。重量は約480g。フードが付属する。

(本誌:武石修)