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ニコン「D750」を体験できる「Nikon Digital Live 2014」レポート

 ニコンの新型デジタル一眼レフカメラ「D750」を体験できるイベント「Nikon Digital Live 2014」が9月20日にスタートした。ここでは初日の東京会場の模様をお伝えする。

 東京会場(新宿区西新宿)では9月21日にも行われる。また大阪会場(大阪市北区梅田)は9月23日に行われる。スケジュールなどの詳細はこちらの記事を参照されたい。

 東京会場のベルサール新宿グランドホールでは、10時の開場を前に200人強の行列ができる盛況ぶりで、開場時間を5分繰り上げた。

開場前には多くの人が並んだ
会場図
多くの人で賑わう会場
ニッコールレンズも並ぶ
毎日先着500名に「Nikonオリジナルレンズクロス」をプレゼントしている。この日は11時過ぎに配布を終了した

 D750の体験コーナーは、ハンズオンコーナーのほか、モデル撮影コーナーと動く恐竜を撮影できるコーナーを用意。いずれも取材中に待ち行列が途切れることは無かった。

動く恐竜の撮影コーナーも人気

 動く恐竜はこうしたイベントでは珍しい被写体とあって、多くの人が撮影を体験した。2体の恐竜が動いているところを間近で撮影できる。恐竜の大きさは大きい方が体長4mほどあり、近くで見ると迫力があった。

 D750はFXフォーマット機で初めてチルト液晶と搭載しているのが大きな特徴。そのため地面すれすれから恐竜を仰いで撮影できるという趣向になっている。地面には恐竜の赤ちゃんもいて、これを絡めて構図を作れる。撮影体験コーナーはSDカードを持参すると撮影データを持ち帰れる。

モデルの撮影コーナーも用意
D750とD810のハンズオンコーナー

 D750の発売は9月25日。有効2,432万画素CMOSセンサー、防塵防滴機能などを備える。ボディのみの店頭予想価格は23万円前後の見込み。

D750はボディを薄型化している点をセミナー講師の阿部秀之氏が説明していた

 今回、外装が骨格を兼ねるモノコックボディを採用したことで本体部分を薄くできた。これによってグリップが深くなり、従来機よりも持ちやすくなった。「ホールディングはカタログではわからないので、ぜひ実機を触って確認して欲しい」(説明員)。

モノコックボディを採用した
メイン基板の集積度を上げたことも薄型化に繋がった
各パーツも展示されていた

 写真家によるセミナーも立ち見が出る人気ぶりで、多くの来場者が熱心に聞き入っていた。なお今回のイベントはD750がメインだが、D810も体験できる。D810のセミナーも随時行っており、従来モデルとの違いなどを知ることができる。

D810のステージも用意されている
9月25日発売の「AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G ED」も試せる
超望遠レンズコーナーでは、8月に発売した「AF-S NIKKOR 400mm f/2.8E FL ED VR」を試せる
Capture NX-Dのコーナーもあった
ニコンダイレクトのアイテムも見られる
自分撮りを想定したコンパクトデジタルカメラ「COOLPIX S6900」も

(本誌:武石修)