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SIGMA dp2 Quattroの最新ファームウェアが公開

低コントラスト被写体でのAF精度向上など

 シグマは9月3日、「SIGMA dp2 Quattro」の最新ファームウェアを公開した。バージョン番号は1.02。

 更新内容は次の通り(引用)。

  • Mモードのモニター表示において、露出結果を反映させるかどうかの選択ができるように機能の追加をしました
  • 低輝度、低コントラストの被写体に対するAF合焦精度を向上させました
  • カラーモードの「ニュートラル」において、赤系の被写体の色飽和を抑えディテールの再現性を向上させるパラメータを組み込みました
    ※ RAW、JPEG共に有効となります。尚、「ニュートラル」以外のカラーモードについてはパラメータの変更はございません

 なお、同日にSIGMA Photo Pro 6.0.6も公開済み。カメラのファームウェアがVer.1.01以上の場合、SIGMA Photo Pro 6.0.5以前ではRAW現像できないとしている。

 dp2 Quattroは、これまでと異なる3層構造を持つFoveon X3 Quattroセンサーと、新画像処理エンジンTRUE IIIを採用。解像度の向上と画像処理の高速化を特徴とする。レンズは35mm判換算45mm相当F2.8。実勢価格は税込10万4,770円前後。

(本誌:鈴木誠)