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ライカ、新「マクロ・エルマーM f4/90mm」「マクロ・アダプターM」を国内発売

 ライカカメラジャパンは、5月にドイツで発表された「ライカ マクロ・エルマーM f4/90mm」および「ライカ マクロ・アダプターM」の国内発売日を6月28日に決定した。価格はマクロ・エルマーMが税込42万1,200円、マクロ・アダプターMが税込8万1,000円。

ライカMとの組み合わせイメージ

 ライカ マクロ・エルマーM f4/90mmは、前モデルと同様の沈胴機構を採用する中望遠レンズ。前モデルは“メガネ”タイプのアダプターを併用することで1:3までクローズアップ撮影できたが、新モデルは後述のライブビュー用アダプターの併用で1:2(最短撮影距離41cm)までのクローズアップ撮影に対応した。

ライカ マクロ・エルマーM f4/90mm

 レンズ構成は4群4枚。単体での最短撮影距離は80cm。フィルター径は39mm。最大径×全長は約52×59mm。重量は約230g。

 ライカ マクロ・アダプターMは、ライブビュー撮影用の接写アダプター。ヘリコイドが備わり、装着したまま無限遠まで撮影可能。

ライカ マクロ・アダプターM
繰り出したところ

 マクロ・エルマー以外のレンズでも使用可能で、焦点距離50mm以上のレンズでは最大撮影倍率が1:2になるという。28mm未満のレンズは非推奨としている。

(本誌:鈴木誠)