キヤノンPowerShot SX230 HSが開催中の「旅博」公認カメラに


 キヤノンは、東京ビッグサイトで開催中の「JATA旅博2011」に出展。主催者よりお墨付きをもらった「旅博公認カメラ」として、PowerShot SX230 HSをアピールしていた。

JATA旅博2011会場の様子

 JATA旅博2011は、JATA国際観光フォーラム・旅博実行委員会が主催する海外旅行をテーマとしたイベント。一般公開日は10月1日および10月2日。入場料は大人1,200円、学生600円。10月2日の時間は17時まで。

 出展者は各国政府観光局、航空会社、旅行会社、ホテルなど。主要な観光地はほぼ網羅しており、各国がそれぞれ趣向を凝らしたパフォーマンスを繰り広げている。今年は東北復興支援プログラムの実施にちなみ、前回なかった国内旅行に関する展示が数多くみられた。

 キヤノンマーケティングジャパン株式会社は協賛企業として参加。前回までは共同ブースでの出展だったが、今回は独立ブースを構えていた。ちなみに今回、キヤノン以外のカメラメーカーの参加はない。

 ブースでは「旅博公認カメラ」として、PowerShot SX230 HSを前面にアピールしていた。比較的コンパクトなボディに14倍ズームレンズを搭載、さらにGPS機能を搭載する点が、主催者に旅行向きとして認められたという。ただし認定期間はJATA旅博2011の2日間のみ。

キヤノンブース
「旅博公認カメラ」をアピールしていたPowerShot SX230 HS

 キヤノンでは、旅行会社にPowerShot SX230 HSを貸し出し、添乗員に使ってもらったという。そのときの写真と撮影位置をパネルにまとめて展示。GPS機能によるロガー機能は、「ツアーコースの改善などにつながりそう」など、プロの眼からみても好評だったという。

PowerShot SX230 HS(ブラック)PowerShot SX230 HS(レッド)
PowerShot SX230 HS(ブルー)GPSアンテナをボディ上部に搭載
ロガー機能も備える。電源OFFでも位置情報を取得可能添付ソフト「ZoomBrowser EX」から呼び出せる「Map Utility」を使うことで、ロガー機能で取得したトラックデーターを地図上に表示できる
添乗員が試用した感想を写真とともに紹介。業務報告書やブログで便利とのコメントもあった

 会場では、写真家の諏訪光二氏によるセミナー「旅とカメラとひと工夫〜観光列車で行く旅の撮影テクニック〜」が行なわれていた。実際に諏訪氏が、PowerShot SX230 HSとともに南九州を旅をしたときの写真を紹介。車窓から撮るときのアドバイスや、アングルによる違い、ストロボの使い方など、旅にまつわる撮影についての解説があった。

 もちろんPowerShot SX230 HSならではの機能にも触れ、GPS機能や「ムービーダイジェスト」など、旅行の思い出を楽しくする機能を紹介。ロガー機能については「かなり詳細で正確だった」という。

PowerShot SX230 HSについて解説する諏訪光二氏諏訪氏が実際に移動した経路をMap Utilityに表示させたところ

 その他、デジタル一眼レフカメラ「EOS 60D」「EOS Kiss X5」「EOS Kiss X50」なども展示。旅行好きの来場者が手にとって使用感を試していた。

EOS 60DEOS Kiss X5
EOS Kiss X50


(本誌:折本幸治)

2011/10/1 20:30