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キヤノン新製品が大阪梅田に集結するイベント、本日より開幕
EOS-1D X Mark II、EOS 80Dのハンズオン機も 明日13日まで
Reported by 本誌:折本幸治(2016/3/12 13:26)
キヤノンマーケティングジャパン株式会社が主催するイベント「CANON GRAND PRESENTATION 2016 in OSAKA」が3月12日、大阪・梅田のグランフロント大阪で開幕した。本日12日(土)および明日13日(日)にわたって開催されている。
- 開催日時:3月12日(土)13時〜19時、3月13日(日)10時〜18時
- 会場:グランフロント大阪 北館 4階 ナレッジシアター
- 住所:大阪市北区大深町3-1 グランフロント大阪
キヤノンにとり、2月25日から28日にかけて横浜で開催されたCP+2016に続く大型イベント。2月に発表された大量の新製品を一挙に紹介する場になっている。写真家によるセミナーも数多く実施されるので、関西のキヤノンファンには見逃せないイベントだ。
ちなみに初日の12日のみ、キヤノンフォトサークル会員およびキヤノンプロフェッショナルサービス会員は12時から来場できる。
その12日12時には約160名の入場待機列ができ、その後も順調に来場者が続いてる。
これが開場30分後ぐらいの様子。
今回は12日の開場前から会場にうかがい、各展示の雰囲気を見せてもらった。
スピード感あふれるフェンシングの撮影に挑戦!
撮影体験コーナーとして設けられている演台では、フェンシングの実演が随時行われている。それをEOS-1D X Mark II(4月下旬発売)やEOS 80D(3月25日発売)で撮影できるという趣向だ。
一瞬の素早い動きで勝敗が決まるフェンシング競技だけに、特にフラッグシップモデルのEOS-1D X Mark IIの性能を実感するのに、ふさわしいコーナーといえるだろう。
12日の開場前に見た限りでは、実機はEOS-1D X Mark II、EOS 80Dともに5台ずつ用意されていた。中にはEF70-200mm F2.8L IS II USMをつけたボディも。
ハンズオンコーナーも充実
もちろん通常のハンズオンコーナーも設けられている。こちらでもEOS-1D X Mark II、EOS 80Dともに用意され、実際に手にとることが可能だ。
EOS-1D X Mark IIは5台用意されていた。
EOS 80Dも5台。そのうち1台にはパワーズームアダプター「PZ-E1」が。
さらにEOS 5Dsなどの現行品もずらりと取り揃えられ、来場者の入場を待っていた。EOS Mを含む、ほぼすべてのEOSラインナップを試せる。
ハンズオンコーナーの近くには、EOS-1D X Mark II、EOS 80D、EOS 7D Mark IIで撮影された作品のギャラリーも設けられている。
また、2月25日発売のA2プリントに対応プリンター「imagePROGRAF PRO-1000」もプリントデモが行われていた。
これは開場前に撮った写真。PIXUS PROと一緒に並んだ姿は圧巻だ。
レンズ交換式カメラのEOSだけでなく、レンズ一体型のPowerShotやIXYの展示もある。
なかでも、4月下旬発売予定の「PowerShot G7 X Mark II」は台数がとり揃えられ、キヤノンでも一押しの様子。
前モデル「PowerShot G7 X」になかったグリップがついたことで、ずいぶん持ちやすくなった印象だ。
他にも「PowerShot SX420 IS」「PowerShot SX720 HS」といった新製品が並ぶ。
3月14日にサービスインする「Photojewel S」の紹介コーナーも。独自のアルゴリズムを使った自動レイアウト機能が特徴のフォトブックサービスだ。会場で仕上がりを確認できる。
展開中のキャンペーンの告知もある。現在大きく分けて3つのキャンペーンが進行している
プレゼント品の実物の展示もあった。写真は、EOS 80D「必ずもらえる!SPECIAL GEAR PRESENTキャンペーン」のスペシャルギアと、PowerShot G7 X Mark II「Premium Qualityキャンペーン」の14K万年筆。
あこがれの超望遠レンズも手に取れる!
会場脇の2階に上がる小さな階段を上ると……
そこには超望遠レンズ体験コーナーが。「EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM」から「EF800mm F5.6L IS USM」まで、超望遠レンズでフェンシングの演台を撮影できる。高価で一般的に触れる機会の少ない超望遠レンズだけに、気になる人にはたまらないコーナーだろう。
多彩な写真家・撮影ジャンルの各種セミナーも
メイン会場と同じ建物内、エスカレーターで1階上がったところにあるセミナー会場では、12日・13日とも、様々なジャンルの写真家によるセミナーが行われる。
登壇する写真家の名前をざっと挙げると、水谷たかひとさん、鶴巻育子さん、ルーク・オザワさん、岩木登さん、山崎友也さん、山本学さん、林巧さん、長根広和さん、榎並悦子さん、村上悠太さん、工藤智道さん、諏訪光二さん、椎崎義之さん、といった具合(登壇順。山崎さんの崎は正確には異なる漢字です)。
セミナーの演題となるカメラも、EOS-1D X Mark II、EOS 5Ds、EOS 80D、EOS 7D Mark II、EOS M3、PowerShot G3 X、PRO-1000と多彩だ。
セミナーへの参加は先着順。スケジュールは公式ページで確認できる。
EOS-1D X Mark IIの連写を受け止めるCFast 2.0
会場内には、サンディスクもブースを設けていた。EOS-1D X Mark IIは新しい記録メディアとして、CFast 2.0を採用している。それを受け、サンディスクは自社のCFast 2.0メディアをアピール。高速連写の実証デモを行っていた。
EOS-1D X Mark IIの高速連続撮影(ファインダー撮影時約14コマ/秒、有効約2,020万画素)が、サンディスクの「EXTREME PRO CFAST 2.0 メモリーカード」なら、約14秒も速度を落とさず連写し続けられるというから驚きだ。
新製品が手に取れるだけでなく、いろんな体験やセミナーが受けられるCANON GRAND PRESENTATION 2016 in OSAKA。会場のグランフロント大阪はJR大阪駅からも近いので、この週末、買い物ついでに足を運んでみてはいかがだろうか。