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カシオ、60コマ/秒の連写モードを搭載した「EXILIM EX-100F」

カシオ計算機は、コンパクトデジタルカメラ「EXILIM EX-100F」を8月21日に発売する。価格はオープン。店頭予想価格は税別8万3,000円前後の見込み。

28-300mm相当F2.8のズームレンズを搭載する「EX-100」(2014年3月発売)をベースに、新たに最大60コマ/秒(8Mサイズ、16:9記録)の高速連写モードを搭載したモデル。フル画素での連写速度は、EX-100と同様の最大30コマ/秒。

撮像素子は有効1,210万画素の1/1.7型裏面照射型CMOSセンサー。感度はISO80-12800。HSナイトショットでISO25600相当の撮影も可能。RAW記録に対応する。いずれもEX-100と同等の仕様。

ハイスピード動画がマニュアル露出に対応。撮影状況に合わせて絞り値、シャッター速度、ISO感度の調整が行なえるモードを新たに搭載している。

また、望遠鏡や顕微鏡への接続時に、画像を見やすく上下左右に反転できる「反転撮影」モードも備えた。

「メイクアップ機能」や、表現の異なる9枚をワンシャッターで撮れる「プレミアムブラケティング」機能、「全焦点マクロ」といったエクシリムシリーズの特徴的な各種機能も搭載する。

液晶モニターは3.5型約92万ドットのチルト式。自分撮り用のフロントシャッターボタンをEX-100から継承する。

無線LAN機能を用いて画像転送やリモート撮影が可能。

記録メディアはSDXC/SDHC/SDカード(UHS-I対応)。

対応バッテリーはNP-130A。撮影可能枚数は約390枚。microUSB端子からの充電が可能。

外形寸法は約119.9×67.9×50.5mm。重量は約390g(バッテリー、記録メディア込み)、約350g(本体のみ)。

(本誌:鈴木誠)