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富士フイルム、像面位相差AFの20倍コンパクト「FinePix F1000EXR」

 富士フイルムは、20倍ズームを搭載したコンパクトデジタルカメラ「FinePix F1000EXR」を2月8日に発売する。価格はオープン。店頭予想価格は3万円前後の見込み。ブラック、レッド、ゴールド、ホワイトを用意する。

 撮像素子は有効1,600万画素の1/2型EXR CMOS II。従来モデルの「FinePix F900EXR」(2013年3月発売)に続き、像面位相差AF機能を備える。AFは0.05秒で世界最速という。撮影間隔は0.5秒。

 新たに動画撮影時のAF追従速度を従来比30%高速化したという。センサーシフト式の動画時の手ブレ補正も強化され、手ブレを従来比50%低減した。

 レンズは35mm判換算の焦点距離25-500mm相当F3.5-5.3の20倍ズーム。最短撮影距離はレンズ先端から5cm(広角、マクロ)、1.3m(望遠、マクロ)。

 Wi-Fi機能を搭載し、スマートフォンなどからライブビューを見ながら撮影できる「リモート撮影」機能も利用できる。

 エフェクト機能「アドバンストフィルター」を搭載し、8種類の撮影効果を適用できる。

 液晶モニターは約92万ドットの3型TFT。

 外形寸法は105.1×61×36mm。本体のみの重量は約212g、バッテリーと記録メディアを含む重量は約230g。

(本誌:武石修)