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「SILKYPIX Developer Studio Pro6」
Windows用ダウンロード版が販売開始

現像処理・プレビュー表示・応答性が高速化

 市川ソフトラボラトリーは、RAW現像ソフト「SILKYPIX Developer Studio Pro6 ダウンロード版(Windows)」を12月19日に発売した。

 RAW現像ソフト「SILKYPIX」シリーズの最上位版。従来のSILKYPIX Developer Studio Pro5から切り替わるソフトで、β版が11月21日に公開されていた。今回公開されたのはその正式版。12月19日現在、Windows用のダウンロード版のみが市川ソフトラボラトリーのWebサイトで販売されている。

 新規ライセンス価格は2万7,300円。

 SILKYPIX Developer Studio Pro/Pro5/Pro5 for Panasonic、Marine Photography Pro4からのアップグレード販売が1万920円。

 SILKYPIX Developer Studio 3.0、または4.0からのアップグレード販売が1万6,380円。

 また、デジタルカメラや交換レンズに付属するSILKYPIXシリーズのユーザー、またはデイジーコラージュシリーズ(バンドル製品を除く)、SILKYPIX JPEG Photography 3.0のユーザーは、2万1,840円での優待販売が受けられる。

 対応OSは、Windows 8.1 / 8 / 7 / Vista / XP。1ライセンスで2台のPCに登録可能。

 従来バージョンに比べ、現像処理、プレビュー表示、調整時スライダーの応答性などが速度向上したという。

 ノイズリダクションのアルゴリズムも新たに開発。広域低周波ノイズの緩和、輝度ノイズの緩和、NR時の輪郭維持レベルの向上を謳っている。

 新たに「印刷警告表示」機能も搭載。プリンタープロファイルを選択することにより、プリンターと用紙の組み合わせごとの色味をプレビューで確認可能という。

 その他、HDRの明暗部を独立で調整できる機能、美肌処理、プレビューの全画面表示、スポイトツールのサムネイル対応などが加わっている。

 なお、現行バージョンの「SILKYPIX Developer Studio Pro5」を11月20日以降に購入したユーザーは、Developer Studio Pro6製品版への無償アップデートが受けられる。

 Mac用のSILKYPIX Developer Studio Pro6は来春に発売予定。パッケージ版の発売は未定となっている。

(本誌:折本幸治)