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キヤノン、小型化した16倍ズーム機「PowerShot SX170 IS」

 キヤノンは、高倍率ズームタイプのレンズ一体型デジタルカメラ「PowerShot SX170 IS」を8月29日に発売する。直販価格は1万9,980円。

 35mm判換算28-448mm相当F3.5-5.9の16倍ズームレンズを搭載する高倍率ズームモデル。同社高倍率モデルのSXシリーズでローエンドを担う。バッテリーを前モデル「PowerShot SX160 IS」(2012年9月発売)の単3形電池×2本からリチウムイオン充電池としたことによりボディを小型化。撮影可能枚数を2倍強の約300枚に増やした。

 350mm相当の画角でシャッタースピード2.5段分の効果という手ブレ補正機構を搭載する。最短撮影距離(レンズ前)は広角側で1cm、望遠側で60cm。

 撮像素子は1/2.3型CCDセンサー。有効画素数は約1,600万。感度は通常時ISO100-1600(モードによりISO6400まで可変)。映像エンジンはDIGIC 4。静止画はJPEG記録のみ。連写速度は約0.8コマ/秒。

 シャッタースピードは15〜1/3,200秒(全モード合わせて)。

 動画記録はH.264の1,280×720/25fpsもしくは640×480/30fps。

 液晶モニターは3型約23万ドット。

 対応記録メディアはSDXC/SDHC/SDメモリーカード。

 バッテリーはリチウムイオン充電池「NB-6LH」。撮影可能枚数は約300枚。

 外形寸法は108×71×43.9mm。重量は約251g(撮影時)、約228g(本体のみ)。

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(本誌:鈴木誠)